海外AIニュースレターの定点観測と経営考察

2026年11月8日(日) 更新

「AIエージェント」の論考

23 articles
AIエージェント

AIエージェントの数を増やせば性能は上がるのか──「数より性能」を示す実験データ

未来学者Ramez Naamは、OpenAIがナビエ・ストークス方程式の難問解決を1万体規模のAIエージェント群の成果として発表し話題になったことに対し、OpenAIでマルチエージェントの研究に携わる研究者Noam Brownが「マルチエージェントの貢献は10%にも値しない」と述…

AIエージェント

社内AIエージェントの基盤は内製すべきか、ベンダーに委ねるべきか──Everyが1か月で判断を変えた理由

AIニュースレター運営企業のEveryは、社員ごとにOpenClaw(オープンソースのエージェント実行基盤)を使った個人用AIエージェントを運用していたが、クラウド機の死活監視やSlack認証トークンの定期更新など運用保守の負荷が重く、全社員が1つのエージェントを共有する体制に切…

AIエージェント

次世代CFOの適性は「財務エンジニア」なのか──AnthropicとOpenAIの財務改革が示す採用基準

ベンチャーキャピタルのa16zは、CFOに求められるスキルセットが「会計士→バンカー→FP&A」の順で変遷してきたのに続き、現在は財務のデータ・ワークフロー・エージェント・統制を設計する「財務オペレーティングシステムの設計者(通称ファイナンスエンジニア)」へ移りつつあると指摘する…

AIエージェント

AIエージェント活用の習熟度を測る物差しを自分の組織は持っているか、Every 運用責任者の週次評価の実践

Every社の運用責任者(head of operations)Arielle Shipperは、従来は一つのチャットスレッドに逐次プロンプトを重ねる働き方をしていたが、従業員向け株式の取得コスト検証のような複雑な業務では、複数のサブエージェントに役割を分担させて並行処理する方式…

AIエージェント

AI 時代、技術者の判断力をどう守るか——自動化が奪う「思考の深さ」

著者は自分の仕事をスキル・フレームワーク・次のエージェントに渡す手順などへ置き換え続けた(Every のメールアシスタント Cora の開発もその一例)結果、効率は上がったが、学習への報酬感が失われ、脳が「TikTok のような短期的な快楽の集合体」になっていることに気づいた

AIエージェント

AIエージェントでエンジニアチームを何人分置き換えられるか ― Codex カスタムエージェントによる「1人企業」の実例

Monologue アプリの開発者 Naveen Naidu は Codex カスタムエージェントで複数の専門家チーム(Web エンジニア、カスタマーサポート、グロース戦略家)を構築し、唯一の人間エンジニアとして Monologue のサイトとアプリを保守している